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今週の気になった弁護士・法律関連ニュースまとめ(2014年5月18日)

新聞紙

By: Jon S

 2014年5月12日~5月17日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。

集団的自衛権 首相「憲法解釈変更必要なら閣議決定」(日経新聞)
【関連】日弁連が声明「解釈の変更は立憲主義に反する」(TBS)

 今週はこのニュースが大きかったですね。
 テレビなんかは、立憲主義について簡単にふれるものの、細かな解説はほとんどされてないようですね。
 明日、簡単な解説記事をあげます。

崩れゆく弁護士像!! 女に不慣れ、低所得、22時間労働… ~弁護士が考察・法務省官僚女子トイレ盗撮事件はなぜ起きたのか?~(TOCANA)

 なかなか面白い考察。
 ただ、女慣れしていないというのは、ちょっと疑問。風俗なりなんなりで性欲を解消できていないということなんでしょうけど、そういったもので満たされる嗜好と盗撮で満たされる嗜好はやはり若干違うように思われますね。
 私は盗撮なんてしようと思ったこともないので、詳しい心理はわかりませんが、純粋な性欲というよりも、非常にリスクが高い行為をするというスリル(破滅願望に近いようなものもあるんではないでしょうか)や無防備な女性の痴態を観察したい、隠されているものを覗き見たいという好奇心が強そうに思います。

電車内で盗撮容疑、司法修習生を逮捕(読売新聞)

 教官は事件対応、大変でしょうね。
 弁護人はどなたが務めるんでしょうか。

若手弁護士向け支援団体を発足 就職難などに歯止め(日経新聞)
【関連】ロースクールと法曹の未来を創る会

 ツイッター上では、かなり批判が大きいようですが、会が提唱する、新人弁護士への援助が本当にできるのならすごいと思いますね。

企業内弁護士も増加 規制緩和でリスク対応強化(日経新聞)

 弁護士を雇用しやすくなった、というのはありますね。
 企業内弁護士がいることで、迅速に法的判断をできるというのは魅力ではありますね。

強姦罪の被告に懲役7年 求刑を2年上回る(読売新聞)

 検察官の量刑を上回る判決を裁判官が下す、というのにはかなり大きな疑問がありますね。
 そもそも、刑罰論というのは、応報刑の考え方(自分のした行為に対して、相応の罰を与える)と教育刑の考え方(犯罪者が二度と犯罪を犯さないよう刑罰をもって教育する)とに支えられているんですよね。
 取調べを通じて長く被疑者・被告人と接してきた検察官の判断(ちゃんと反省していると判断したんでしょう)を、「いや、相場は違うから」という、事件の詳細を度外視した感覚で簡単に無視するというのには大きな疑問が残ります。
 内容を見てないのでなんともいえませんが、当事者主義を軽視せざるを得ないほど軽い求刑だったのでしょうか。

 どんどん、あやしくなっていきますね。
 検察・裁判所は本当に適切な判断をしていたんでしょうか。

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