2014年6月1日~6月7日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。
・「裁判で戦うため」検察、取り調べ可視化拡大へ(Yahooニュース)
『裁判員対象事件以外でも、供述内容が公判で争われた場合、可視化の記録がなければ捜査段階の自白は認めにくいとしたもので、検察内部で「裁判で戦うには、可視化の拡大しかない」との考えが強まったという。』(記事より引用)
検察官が気にするのは、やっぱり、裁判所の反応なんですよね。
検察が自白偏重するのは、裁判所が自白が大好きだから、という見解もあります。
取調べの可視化を進めるには、どんなに社会的正義を叫んでも、反対する検察の姿勢は崩せないでしょうから、これからは『可視化されていない自白は信用できない』と攻めていくべきですね。
検察官は、取調べの一部を可視化する方向に動くでしょうが(つまり、自分たちに都合の良い場面だけを写すこともできる)、これも、『全面的に可視化されていない自白は信用できない』としていくべきでしょう。
奥村先生がツイッターで書かれていましたが、自殺者も出るでしょうね。
性犯罪系って社会的地位のある人でもやっちゃう人がいますが、起訴されることによるダメージはすさまじいものがありますからね。
社会的地位や家庭内での地位も失墜し、人生に絶望し……というパターンが出てくるでしょう。
既に所持している人は早めに削除・廃棄を。
また、このようなダメージを狙っての、恣意的な捜索(実際には所有していなくても、児童ポルノを所持していると疑われ、捜索されるというだけで社会的地位は失墜しますね)も懸念されるところです。
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