今日から、修習生の就職活動に関する記事をいくつかアップしていきます。
修習生の中には、今まで就職活動なんてしたことがない、という方も多いでしょう。
私もそうでした。
また、法律事務所の就職活動については、ちょっと独特なところがあります。
社会人経験を有している方でも、苦戦する場合もあるでしょう。
私もかなり苦労しました。
私がはじめて内定をもらったのは、たしか11月でした。
11月? え、早いじゃん、と思われる方もいるかもしれませんが、2010年の11月です。
私が修習生になったのは2009年なので、もう、2回試験まで一ヶ月をきっている時期です。
かなりギリギリです。
はじめて内定をもらったのは、都内の小規模な企業法務系の法律事務所でした(弁護士10人未満。取扱事件は、9割以上企業法務でした)。
結局は、そこに就職したのですが、企業内弁護士の選択肢も見据えていたので、その後、某企業からも内定をいただきました(非常に魅力を感じた職場だったのですが、辞退。ちなみに、内定もらった後に就職活動したんじゃないですよ。某企業の最終面接が終わった後に、法律事務所から内定をもらい、その後、企業からも内定をもらったという経緯です)。
私が就職活動をしていた当時は、修習生向けの就職に関する情報が乏しく(発見できなかっただけかもしれませんが)、手探り状態で非常に苦労しました。
そこで、今の修習生に同じ苦労をさせないために(修習生の貴重な時間を節約するために)、私の修習生時代の経験を踏まえ、修習生向けに、就職活動のちょっとしたアドバイスをしていきます。
ただし、いくつか注意点がありますので、次回からの記事を読む前に、まずはこちらの注意事項に目を通してください。
私は、現在の事務所の採用担当者ではありません
色々とアドバイスをしていきますが、私は、現在の事務所の採用担当者ではありません。
そのため、このブログでのアドバイスを実践した結果、うちの事務所には落とされる、という事態も十分ありえますのでご注意ください。
弁護士は十人十色
弁護士は個性的な方が多いです。
そして、その事務所によって、求める人材はまったく違います。
Aという事務所にとっては、魅力的な人材にうつったとしても、Bという事務所には、ダメダメと評価されるおそれがあります。
このブログのアドバイスを実践した結果、むしろ、不利になることもあることを十分認識してください。
私が就職活動をしていたのは3年以上前
私が弁護士登録をしてから、はや3年が経過しようとしています。
私が就職活動をしていたのは遠い昔になっています。
当時の状況と今の状況では、就職活動に関して、かなり状況が異なっていることが予測されます。
以上の注意点をふまえ、明日からの記事をご覧ください。
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