2014年3月23日~3月30日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。
・袴田事件、再審を決定 静岡地裁「証拠捏造の疑い」(日経新聞)
【関連】
検察側 手持ち証拠全面開示を(東京新聞)
ようやく、再審開始決定が出ましたね。
日本の刑事訴訟制度において、再審への扉はあまりに重すぎます。
48年もの間、いつ死刑にされるかわからない、という恐怖を抱えて刑務所暮らしを強いられてきたんですから、その苦しみははかりきれません。
名張毒ぶどう酒事件などについても、早期の再審開始決定が望まれます。
ゆるキャラや弁護士による漫才などを取り上げられています。
弁護士による横領事件が本当に後を絶ちませんね。
破産による資格制限も影響しているように思いますね(弁護士は破産をすると、一回、弁護士を辞めなければいけません)。
普通の人であれば、経営資金に困れば銀行等の金融機関から借りるんでしょうが、弁護士の場合、経営難の時期に金融機関からお金を借りると破産が頭をよぎるのと、手元に多額のお金を保管していることもあって、横領してしまうんですかね。
ちなみに、金融機関の人からお話をきく機会があったのですが、弁護士が開業資金を借りにくる際は、500万円とか控えめな金額が多いとのことです。
事業資金を借りにくる人は、借りられるだけ借りたいという方が多いようなので、金融機関側としては、もっと(2000~3000万円くらい)貸せるのに、と思うことがあるそうです。
・会費200万円支払い怠る 男性弁護士に退会命令 千葉県弁護士会(千葉日報)
・来月から「民事当番弁護士」 県弁護士会 司法アクセスを拡充 兵庫(msn産経ニュース)
青森県弁護士会でも、民事当番弁護士制度を実施中です。
かなり利用者も多いようです。
労働者派遣法の改正に関する記事です。
図を使って解説されているので、わかりやすいですね。
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