2014年4月27日~5月3日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。
・神戸の弁護士、3回目の業務停止処分 弁済金を不正流用(神戸新聞)
債務整理で弁済代行をする場合には、定期的にお金が振り込まれてくる以上、きちんと収支を管理しないと。
ちなみに、昨年、預かり金口座と報酬用口座を分けるように義務付けられました。
・一般債権者へ配当金なし 小林元弁護士、破産手続き終わる(下野新聞)
弁護士の破産事件です。
ちなみに、破産=借金免除ではありません。
破産手続が終わった後、免責許可決定(借金を免除しますよという裁判所の決定)を得てはじめて免除になります。
しかも、非免責債権といって、横領による被害金などは、たとえ免責許可決定がでても免除になりません(本件で横領されたのかどうかは分かりません。あくまで一般論ですのでご注意ください)。
ただ、免除にならないからといって、現実にお金を返してもらえる可能性がどれだけ残されているのかというと……。
・セクハラは日常茶飯事元エリート裁判官(瀬木比呂志氏)が明かす 裁判官は正義より出世が命です(現代ビジネス)
「刑事系裁判官は日常的に検察官と接しているため、考えがどうしても検察寄りになる。」(記事より引用)
刑事弁護をしていると、これは感じます。
非常にすばらしい裁判官も多いのですが、一部、検察官的な考えにそまっているのではないか、と思わされる裁判官もいます。
刑事裁判官には、2年程度刑事弁護の経験を積んで欲しいなぁ。修習でたった一件か二件見るだけでなく。
弁護士の立場をきちんと経験しないとわからないことって多いですよ。
・法務省、盗撮幹部を懲戒免職 裁判官出身、「興味本位で」トイレにカメラ(msn産経ニュース)
どんなに立派な人でも、下系の犯罪に走ってしまう人がいるものです。
被害者にとてもつらい思いをさせるだけでなく、自分の人生がめちゃくちゃになるので絶対にやってはいけません。
バレないと思うのは甘いです。
・「無実なのに処刑」か? 第二の足利事件と言われる飯塚事件(日刊スパ)
非常に疑問が大きい事件にも関わらず、異例のスピードで死刑執行した飯塚事件。
死人に口なしにさせては決していけません。
・岡口Jは、ブリーフと関連検索されている件
岡口基一で検索した人は、こんなキーワードでも検索しています。
「 岡口基一 ブリーフ 」
って,誰だよこれ(^_^)ゞ
— 岡口基一 (@okaguchik) 2014, 4月 27
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