弁護士ブログ

飲みに行くときでも修習生バッジはつけておくべき? はずすべき?

 修習生は、色々と飲みに行く機会も多いでしょうが、そんなときでも、修習生バッジはつけておくべきでしょうか?
 これ、ときどき問題になることがあります。

修習生バッジは外せ派

 一般の人で、修習生バッジを知っている人なんてほとんどいないですが、時にはいるものです。
 また、弁護士は当然ながら知っています。
 修習生バッジをつけたまま飲んでいると、『そそう』をした時に研修所に苦情が入るから、外しておけ、という意見です。

修習生バッジは常につけておけ派

 修習生である以上は、修習生バッジはつけておくべき。
 飲みに行くときにわざわざバッジを外すなんて何か恥ずかしいことでもするのか、それとも、このバッジが恥ずかしいというのか、という意見です。

いずれの意見の人もいます

 法曹には、どちらの意見の人もいます。ちなみに多数派はどうでもいい、だと思いますが。
 とはいえ、まったく無視するのも危険です。というのも、私がこの記事を投稿しようと思った理由でもあるのですが、私の修習中にこの点が問題になったことがあるからです。
 ほとんどの修習生はこういった問題に当たることはないでしょうが、気になる法曹もいるので注意しておくにこしたことはないです。

 それでは、修習生としては、修習生バッジは常につけておくべきでしょうか? それとも、修習中以外は外しておくべきでしょうか?

結論:修習生バッジは常につけておくべき

 結論としては、修習生バッジは常に着用しておくのが無難でしょう。
 理由は以下のとおりです。

 『飲みに行くときは、修習生バッジを外しておけ派』の言い分はやっぱり「ずるい」ですね。
 飲み会でまわりのお客さんやお店に迷惑をかけたらきちんと責任をとるべきですし、そもそも、周囲に不快感をもたらすような飲み方はすべきでありません。
 そして、『飲みに行くときでも、修習生バッジは常につけておけ派』に見つかってしまった時に大ピンチになることも問題としてあげられます。
 少数派ですが、バッジを着用しているか否かを非常に気にする人はいます。
 そういった人たちはバッジを着用していない理由をたずねますが、そのときに、『バッジを外せ派』の言い分を口にすると、激怒されるでしょうし、修習委員会で問題にされることもあります。

 これに対して、『バッジを外せ派』は、バッジをつけていても、目くじらを立てて怒ることはありませんので、バッジをつけていてもさほど問題ないでしょう(指摘されたときに外せば十分です)。

 というわけで、修習の延長でのみに行くときでも、修習生バッジはつけたままにしておくのが無難でしょう。

【追記】

 さすがに、修習に関係ないプライベートな飲み会の時にまで着けていく必要はないでしょう。
 あくまでも、歓迎会など修習の延長として飲みに行くときのお話です。

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