面接用のファッションについてはこれで終わりです。
最後に、ベルトとカバンの選び方について解説していきます。
ベルトの色と靴の色は合わせよう
ベルトの色と靴の色は合わせるのが基本です。
面接時のファッションとしては、靴は黒色が良いと解説しましたので、ベルトも黒色にすべきでしょう。
選び方としては、基本的にこれで大丈夫です。
あとは、クロコとか奇抜なものにせず、牛皮を選んでおけば問題ないでしょう。
革のベルトは色落ちします
革のベルトをしていると、色落ちします。
冬場は問題ないでしょうが、夏場に汗を大量にかくと、シャツにベルトの色がうつります。
これで悲鳴をあげてはいけません。
クリーニング屋さんに持っていけばきちんと染抜きしてくれます。
カバンの色は靴やベルトに合わせる必要なし
靴とベルトの色はあわせないとチグハグな印象になるのに対し、カバンの色まではあわせる必要はありません。
気に入った色のカバンで良いでしょう。
ただ、あまり鮮烈な色合いのカバンを持っていると悪目立ちするので注意しておきましょう。
革カバンにする必要はあるか
カバンまで革にする必要があるか?
私は、否定派です。
もちろん、革カバンのほうがビシッとすることが多いのですが、革製のカバンは高価なものが多いです。
ここにお金をかけるくらいなら、面接の交通費にされたほうが良いでしょう。
ちなみに、弁護士は、革カバンを愛用しているかというとちょっと疑問があります。
もちろん、愛用者もいるのですが、弁護士が外にカバンを持ち出すとなると、たいていは出廷時です。
事件記録はかなり分厚くなるのが通常です。
革カバンでは入りきらないことも多いですし、何よりも重いです。
そのため、実用性という観点から、ナイロン製のカバンやカートを使っている方が多いように思われます。
とくに、採用する側がナイロンなどの軽くて容量の大きいカバンの愛用者であるような場合は、「カッコつけやがって」や「こいつわかってないなー」と思われることもあるので、あえてカバンを革製にする必要はないでしょう(革製カバンの愛用者であった場合は、「お、わかってるねー」と思われるかもしれませんが、そのためだけに高価な革カバンを購入する必要はないでしょう)。
革カバンが好きな人は、内定が出たときに、自分へのごほうびとして買われると良いでしょう(ただ、マチが広いものをおすすめします)。
以上が修習生用のファッションです。
次回は、ニュースのまとめを挟んで不採用となった時の心構えについて解説していきます。
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