弁護士ブログ

弁護士バッジを持ったまま、温泉に行く際には注意!?

弁護士バッジの素材

 弁護士バッジは銀でできています。
 希望すれば純金のバッジに交換することもできます(価格は10万円くらいだときいたことがあります)が、ほとんどの方はそのままの銀製のバッジを使用しています。
 新しい弁護士バッジが金色なのは、単に金メッキがほどこしてあるからです。

金メッキがはがれたバッジが人気

 メッキをはがせば、当然、下から銀色がのぞきます。
 弁護士の中には、風格を出そうと、あえてメッキをはがそうとする方も多いです。
 小銭入れにいれておけば、すぐにいぶし銀のバッジになるようです。

温泉には、硫黄泉というものがありまして……

 温泉には色々な種類がありますが、硫黄泉もあります。
 硫黄泉の中には、硫化水素泉というものがありまして、温泉の周りの空気中に硫化水素が漂っているでしょう。

銀と硫化水素は反応します

 銀と硫化水素は化学反応を起こします。
 そう、化学の時間にならった硫化銀というものです。
 加熱等しなくても化学反応を起こして……そして、黒くなるのです。

聞いた話

 青森で人権大会だか何かの会合が行われた時だったそうです。
 会合が終わり、ついでに青森観光をと思って、有名な温泉地である酸ヶ湯温泉に行ったそうです。
 もちろん、弁護士バッジを持って……。

 温泉に入ってさっぱりとしたところで、自分の弁護士バッジを見てビックリ。

「バッジが腐った!?」

と思わず叫んだそうです。
 正体は、先ほどご説明したように、硫化水素に反応してしまったためです。

 こういう事態にならないよう、皆さん、温泉地に行く際には泉質と弁護士バッジの有無にご注意を。

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