弁護士ブログ

今週の気になった弁護士・法律関連ニュースまとめ(2014年1月12日)

新聞紙

By: Jon S

 2013年12月30日~2014年1月11日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。

司法試験「5年で3回」を「5年で5回」に緩和(読売新聞)
 従前の制度で、受控えをしたくなる気持ちは分かりますね。
 どれだけ勉強していようが、受験直前になると、「周りは自分よりもっと勉強しているんじゃないか」、「今の自分のレベルでは受験したところで受験回数を1回棒に振るだけなんじゃないか」と、受験するかどうかさえ迷ってしまいます。
 私はあんまり深く考えなかったので(不合格ならそれはそれで良いか。むしろ、受控えすることによって、司法試験の受験テクニックを磨くためだけに、さらに1年間を費やすのは嫌だった)、受控えは選択肢にありませんでした。しかし、自分が今まで司法試験に捧げた勉強時間がすべて無駄になるかもしれない、と思うと、そのプレッシャーはすごいものでしょうね。

高次脳機能障害:横浜弁護士会が相談マニュアル(毎日新聞)
 高次脳機能障害って本人に自覚症状がない場合が多いんですよね。
 ですので、びまん性軸索損傷など、高次脳機能障害を疑わせるような傷病名に当たったら、家族など周囲の人から話をきくことが重要です。
 「医療関係者の間には「一部の弁護士は障害認定で高額な賠償を得ることしか考えていない」との批判もある」(記事より引用)とのご指摘はごもっともでしょうね。本人には損害賠償金を得るだけでなく、リハビリ等治療を受けることも重要です。しかし、お金がないと治療は受けられないんですよね。それに、高次脳機能障害によって労働能力を喪失したら、まともに収入も得られなくなるおそれがあります。
 現代日本では、お金がないと生活できませんので、治療を軽視するのはいけませんが、お金の問題も軽視してはいけません。

県「過失ない」 弁護士刺殺損賠訴訟(読売新聞)

弁護士になりたい!けれど勉強法はどうすれば?(zakzak)
 まぁ、色んな勉強法があるでしょうね。私の勉強法は、司法試験ゆっくり合格法です(ブログの開設初期に書いたので誤字脱字や読みにくさがありますね。いずれ改訂しないと)。
【関連】
司法試験ゆっくり合格法
受験歴~司法試験ゆっくり合格法2~
教材~司法試験ゆっくり合格法3~
基本書の読み方~司法試験ゆっくり合格法4~
勉強時間~司法試験ゆっくり合格法5~
司法試験本番~司法試験ゆっくり合格法6~
おすすめの基本書~司法試験ゆっくり合格法7~

法廷から弁護士が消えた? 英で異例ストライキ、数千人参加(MSN産経ニュース)

大阪弁護士会が意見聴取 取り調べ映像提供の弁護士(中日新聞)
 大阪弁護士会の懲戒委員会には良識的な判断を期待したいですね。

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