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平成25年度司法試験・情報まとめ

 昨日、平成25年9月10日、平成25年度司法試験の合格発表がありましたね。
 合格率は26.8%、合格者数は、2049人でした。
 合格された方、おめでとうございます。
 とりあえず、ネット上で拾える情報をまとめておきます。
 また、私が考える修習開始前までにするべきことも若干記述しておきます。

結果

平成25年司法試験の結果について(法務省)
 合格者受験番号、法科大学院等別資料などがのっています。

平成25年度司法試験・合格者の氏名(中国新聞)
 知り合いが受験したという方はこちらをチェックすると、結果がわかるでしょう。

合格者向け

司法修習生採用選考(裁判所)
 採用選考の申込みは、平成25年9月17日(火)が期限です。
 非常に短い期間となっているので、注意が必要です。
 大学の成績証明書や健康診断票など、集めなければいけない書類もありますので、すぐにでも行動しましょう。

修習開始前までにするべきこと

 まずは、採用選考の申込みをしてください。
 その後は、修習開始前に読んだ方が良い本などがネット上にあげられいますので、裁判官や検察官志望の方は、それを読むのも良いのではないでしょうか。
 とくに、要件事実は知識がモノをいいます。
 岡口基一さんの要件事実問題集は、かなり高度なところまで抑えてありますので、これをやれるレベルまで達していれば、二回試験はまず問題ないでしょう(別にここまでやらなくても、二回試験の民事裁判で優はとれますが。事実、私は要件事実論30講と類型別だけで優でした(二回試験の評価は、優、良、可、不可でよかったでしたっけ? うろ覚えです。分野別や集合に至っては記憶にないです……))。
 ただ、個人的には、二回試験合格だけなら、いくら5%ほど不合格者が出るとはいっても、それほど警戒する必要はないのではないかなぁ、と思います。
 合格するだけなら、修習がはじまってからの勉強で十分ではないかと思います。

 おすすめは、たくさんの人に会うことです。
 司法試験合格までにお世話になった人はもちろん、知人などにも会っておきましょう。
 他人とのつながりは、とくに弁護士になる人には、かけがえのない財産になります。
 司法試験に合格したというだけで、みんな好意的に接してくれます。
 知り合いの弁護士には片っ端から、同級生はもちろん、小学校の先生など、思いつく限りの人に合格の報告をしておくと良いのではないでしょうか。

 このほか、就職先がまだ決まってない人は、当然、就職活動もお忘れなく。
 東京三弁護士会の合同就職説明会には、多数の事務所が参加しますので、これで雰囲気をつかむのも良いでしょう。

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