絶対に負けない弁護士は存在するか
どんな訴訟でも絶対に負けない弁護士は存在するか? 答えは『ノー』です。 そんな弁護士、存在しません。 これだけで記事を終わらせては、あまりにも味気ないので、以下、その理由を記述していきます。 司法試験現役合格の弁護士は絶対に負けない? 数年前に『報酬は高額であるが、司法試験に現役合格(大学在学時に合格)した弁護士は絶...
どんな訴訟でも絶対に負けない弁護士は存在するか? 答えは『ノー』です。 そんな弁護士、存在しません。 これだけで記事を終わらせては、あまりにも味気ないので、以下、その理由を記述していきます。 司法試験現役合格の弁護士は絶対に負けない? 数年前に『報酬は高額であるが、司法試験に現役合格(大学在学時に合格)した弁護士は絶...
治療費は原則として症状固定の時期まで認められます(症状固定とは、医師が治療をしていって、これ以上治療による改善が見込めなくなった時期をいいます)。 また、入通院慰謝料は交通事故でケガをしてから、症状固定する時までの期間に応じて支払われます。 このように、症状固定時期がいつとなるかは、非常に重要な問題です。 ですが、交通...
2013年10月6日~10月12日分の気になったニュースのまとめです。 ・大量発生中!墜ちたベテラン弁護士(東洋経済) 貧すれば鈍する。まさにそうなんでしょうね。 「丸の内にごく少人数のオフィスを構え、企業の顧問で食いつないで来たものの、昨今の法改正ラッシュにまるでついて行けない、不勉強な「大先生」たちが食い詰める時代は...
今回は、通院交通費の問題について解説していきます。 交通事故の被害にあって通院をする場合、徒歩で通える範囲に病院があればよいのですが、そうもいかないのが通常でしょう。 自家用車、電車やバスといった公共交通機関、あるいはタクシーを使って通院することがあるでしょう。 こういった通院するために必要な交通費を、『通院交通費』と...
交通事故の被害にあい、ケガをすると、当然、病院に通うでしょう。 いくつか論点はありますが、病院での治療費は損害として認められるのが原則です。 つまりは、病院の治療費は加害者に請求できます。 しかし、むち打ち、頸椎捻挫(頚椎捻挫)、外傷性頸部症候群(外傷性頚部症候群)、腰椎捻挫のような傷病名をつけられた方の中には、整骨院...
交通事故の被害にあってしまい、不幸にして、後遺症が残ってしまった場合に請求できるものについて解説していきます。 なお、後遺症の認定にについては、後遺症が残った場合~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~をご覧ください。 基本的にはケースバイケースですが、主に後遺障害慰謝料と逸失利益が請求可能になります。 細...
交通事故の被害にあった場合、後遺症が残ってしまうことがあります。 この場合には、残った後遺症の程度に応じて、慰謝料と逸失利益が請求可能になります。 ただ、慰謝料と逸失利益を請求するためには、その前提として、どういった後遺症が残ったのか認定してもらう必要があるでしょう。 後遺症の認定はどこが行うか 裁判になった場合は...
前回、交通事故の被害にあった場合は、過失相殺が問題になることがありうること、その場合は、治療費も一部自己負担になること、そのため、治療費を安く抑えるために、健康保険を利用する方法があることを説明しました。 健康保険の利用方法 健康保険の利用方法といわれても、単に保険証を出すだけだろ、と思われる方も多いでしょう。 しかしな...
今回は、治療費に関して解説していきます。 交通事故の被害にあったとき、治療費は加害者の保険会社が支払ってくれることが多いでしょう。 病院で診察を受けるときに、健康保険証を提示することもないでしょう。 加害者の保険会社が全部払ってくれるから、なんの問題もないじゃん、と思われる方も多いでしょう。 しかし、ちょっと待ってく...
交通事故の被害にあったとき、加害者が任意保険に加入していれば、保険会社と示談交渉をすることとなります。 これまでに、慰謝料に注意することと主婦でも休業損害を請求できることを記述してきました。 今回は、自賠責基準に関する説明をしていきます。 運転免許を所持している方はご存知でしょうが、自動車の保険には、強制保険である自賠...