温泉治療費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~
交通事故の被害にあい、むち打ち、頚椎捻挫(頸椎捻挫)、外傷性頭部症候群(外傷性頚部症候群)、腰椎捻挫などになられた方の中には、温泉療法を試みられる方がいます。 温泉療法は、温泉の成分に含まれる化学物質(二酸化炭素や硫黄など)が体内に作用することにより、症状の改善を促すものです。 とくに、医師による治療では、なかなか改善が...
交通事故の被害にあい、むち打ち、頚椎捻挫(頸椎捻挫)、外傷性頭部症候群(外傷性頚部症候群)、腰椎捻挫などになられた方の中には、温泉療法を試みられる方がいます。 温泉療法は、温泉の成分に含まれる化学物質(二酸化炭素や硫黄など)が体内に作用することにより、症状の改善を促すものです。 とくに、医師による治療では、なかなか改善が...
2013年9月22日~9月28日分の気になったニュースのまとめです。 ・取り調べ 全てに可視化の導入を(信濃毎日新聞) 取調べの可視化の問題。 捜査官の裁量による一部録画の案が出てますが、一部だけの録画であれば、むしろ可視化しないほうが良いのかもしれません。 その理由としては、第一に、捜査官が被疑者に対して脅迫的な言葉...
交通事故の被害にあった場合、慰謝料や休業損害などの請求が考えられますが、それより何より、被害者としては、まずは治療費を支払ってもらいたいものです。 もちろん、治療費は請求可能です。 治療によって完治するケガの場合には、完治するまで支払われるのが通常でしょう。 しかしながら、交通事故によるケガは、時に深刻な被害をもたらし...
交通事故の被害にあい、ケガをすると、当然、病院に通うでしょう。 いくつか論点はありますが、病院での治療費は損害として認められるのが原則です。 つまりは、病院の治療費は加害者に請求できます。 しかし、むち打ち、頸椎捻挫(頚椎捻挫)、外傷性頸部症候群(外傷性頚部症候群)、腰椎捻挫のような傷病名をつけられた方の中には、整骨院...
相続権は、死亡した人の子であるとか、親であるといった身分関係によって生じます。 死亡した人が生前に、だれだれを相続人とする、と決めたからではありません(もっとも、遺言のような制度もありますが)。 このように、相続権は身分関係によって生じますが、どんな人でも相続人になれるんでしょうか? たとえば、子どもが遺産目的で親を殺...
民法3条1項は、私権の享有は、出生に始まると規定しています。 なんのことか分からないかもしれませんが、以下の説明をご覧ください。 人は、権利や義務の主体となれます。 たとえば、スーパーで大根を買います。 これによって、大根を買った人は、その大根の所有権を取得します。 これに対して、たとえばチンパンジーがスーパーのレ...
1.代襲相続(たいしゅうそうぞく) 問題 Aさんが死亡しました。 Aさんには、長男のBさんと次男のCさん、2人の子どもがいました。 Aさんが死亡した当時、Cさんは存命していましたが、BさんはAさんより先に亡くなっていました。 Bさんには、子どものDさんがいます。 この場合の相続人は誰か? 解説 さて、今回は、問題か...
前回、相続人確定の基本について解説しました。 今回は、一歩進んだお話です。 死亡した人(被相続人)に養子がいた場合、養子も実子と同じように相続人になれるのでしょうか? 答えは、『なれる』です。 養子縁組は、法律上の子になることを意味します。 法律上の子も子であることには変わらないので、相続の場面においては、実子と...
2013年9月15日~9月21日分の気になったニュースのまとめです。 ・検察改革「進まず」6割 弁護士会「自白の強要、今も」(朝日新聞) 「第二東京の北村晋治弁護士は「証拠の全面開示に応じる姿勢がなく、体質が改善されていない」と指摘。福井の吉川健司弁護士は「自白を強要している」、長崎の山本真邦弁護士は「検事のやり方が変わっ...
相続した財産を誰とどういうふうに分けようか、話し合うことは多々あるでしょう。 でも、ちょっと待ってください。 その人、そして、あなたは本当に相続人ですか? 財産のお話をする前に、まずは、誰が相続人になるのか把握することが必要です。 相続人ではない人と遺産分割の話をしても、意味がありませんからね。 相続人の範囲につい...