破産と離婚の関係3~養育費~
離婚と破産の関係に関する解説の第3回は、養育費の解説です。 養育費を支払う義務のある人が破産をする場合、養育費の支払義務等はどうなってしまうのでしょうか。 養育費は破産をしても免除されません 養育費という言葉を明確に定めた条文はありませんが、養育費は民法766条1項の「子の監護に要する費用」にあたります。 そして、破産...
離婚と破産の関係に関する解説の第3回は、養育費の解説です。 養育費を支払う義務のある人が破産をする場合、養育費の支払義務等はどうなってしまうのでしょうか。 養育費は破産をしても免除されません 養育費という言葉を明確に定めた条文はありませんが、養育費は民法766条1項の「子の監護に要する費用」にあたります。 そして、破産...
2014年2月16日~2月22日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。 ・地裁の書類偽造した弁護士除名、本人は行方不明(読売新聞) ・群馬弁護士会会長に足立氏 「マスコットやSNSで身近に」(東京新聞) マスコットかぁ。けっこう、弁護士会でマスコット設定してるとこ多いんですかね。 ・東大首席→官僚→弁護士!...
破産と離婚の関係に関する解説の第2回は、慰謝料について解説していきます。 離婚をすると当然に慰謝料がもらえるわけではありませんが、不貞行為や暴力などが原因で離婚に至った場合には慰謝料請求権が生じえます。 このような離婚と慰謝料の関係について解説していきます。 1.慰謝料を請求する側が破産をする場合 破産をすると、破産者...
今回から、破産と離婚の関係について解説していきます。 第1回目は、財産分与についてです。 離婚をすると、それまで夫婦で形成してきた財産を分けることになります。 これを財産分与といいますが、破産をする直前の財産分与にはとくに注意が必要です。 不相当に過大な財産分与は危険 破産をすると、破産者が持っている財産は原則として...
2014年2月9日~2月15日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。 ・着服の弁護士を除名処分 全容未解明のまま幕(中日新聞) ・横領容疑で弁護士逮捕=依頼先から計1億円か-兵庫県警(時事ドットコム) ・貸すより儲かると「債務整理屋」に 食いつめた弁護士狙い撃ち、共存共栄関係に(msn産経ニュース) ・「職質...
破産をすると、たしかに借金は免除になります。 しかしながら、ありとあらゆる借金が免除になるわけではありません。 破産法は非免責債権(253条1項但書)というものを定めており、これらは仮に破産をしても免除されないので注意が必要です(このほか、財団債権や別除権、取戻権にも免責の効力は及びません)。 非免責債権の種類 非免責...
今回は、自由財産について解説していきます。 破産をすると、破産者が持っている財産は原則として処分されてしまいます。 会社の財産については、すべて処分されることになります。 なぜなら、会社は破産をすることによって解散してしまうからです。 これに対して、会社の代表者は、破産をしてそれで終わりではありません。 破産後も生...
今回は、代表者の破産費用について解説していきます。 前回は、破産をするにもお金がかかることを解説しました。 ただ、これは何も会社だけではありません。 会社が破産すると、経営者も破産せざるを得ない 会社とその経営者とは、あくまでも別の人格です。 したがって、法理論上は、会社が破産をしても、経営者は破産をしない、というこ...
コメント欄で、退職を検討されている方からのご相談をいただきましたので、以下では、私が考える、早期に法律事務所を退職してしまった方が再就職するための道について記述していきます。 ちなみに、ノキ弁や早期独立といったルートもありますが、ここでは、ご相談の趣旨と思われる再就職を中心に記述していきます。 また、ご相談の趣旨に沿って...
2014年2月2日~2月8日までの気になった弁護士・法律関連ニュースのまとめです。 ・信州大法科大学院、募集停止へ(朝日新聞) また一つ、法科大学院が募集停止に……。 ・弁護士の映像提供問題 異議申し立て大阪地検行わず(日経新聞) ・検察事務官2人が懲戒処分(NHK) 上司である検察官の印鑑を無断で押印したとのこと。処分...