借金の支払いが厳しい状況で相続をしたら、相続放棄を検討
借金の支払いができなくなってしまったら、自己破産や民事再生などを検討する必要があります。 しかしながら、自己破産をすると、お持ちの財産は原則として、すべてとられてしまいます。 また、相続財産があればそれもとられてしまいます。 遺産分割協議→自己破産は危険! 自己破産をする際に見逃しがちな財産1~相続財産~で解説したよう...
借金の支払いができなくなってしまったら、自己破産や民事再生などを検討する必要があります。 しかしながら、自己破産をすると、お持ちの財産は原則として、すべてとられてしまいます。 また、相続財産があればそれもとられてしまいます。 遺産分割協議→自己破産は危険! 自己破産をする際に見逃しがちな財産1~相続財産~で解説したよう...
自己破産をすると、財産はすべて持っていかれるのが原則である、ということ以前解説しました。 「そんなの当たり前だ」、「覚悟はできている」という人でも見逃しがちな財産があります。 そして、破産手続をすすめていくと、「え!? そんなものまでとられるの!?」と驚かれることもあります。そこで、今回から、破産をする際に見逃しがちな財...
弁護士に破産を依頼すると、肩の荷がすっとおりたような気分になります。 業者からの督促はとまりますし、次の返済日を気にしなくて良くなるので、当然でしょう。 でも、弁護士に依頼したらそれで終わりではありません。 破産は弁護士だけではできません 破産をするには、様々な資料を裁判所に提出する必要があります。 こういった資料は...
破産のデメリットの解説。第10回の今回は、家族に話す必要がある可能性について解説していきます。 郵便物転送でバレてしまう可能性がある 破産のデメリット6~郵便物が転送されてしまう~で解説したように、破産をして、かつ、破産管財人が選任された場合には、破産者宛ての郵便物は破産管財人に転送されてしまいます。 そして、郵便物を見...
自己破産のデメリットの解説。 今回は、保証人や勤務先への影響について解説していきます。 一部の借入先だけ選んで免除するということは許されない 破産をする際に、こことここは抜かして、ここだけ免除するということは許されません。 全ての借入先を裁判所に申告しなくてはいけません。 そして、税金のように、法律で免除されない、と...
破産のデメリットの解説。 第8回の今回は、信用情報機関に登録されること、いわゆるブラックリストや事故情報といったものについて解説していきます。 信用情報ってなに? 破産をすると、破産をしたという情報が信用情報機関に登録されてしまいます。 信用情報というのは、文字通り個人の信用に関する情報です。 たとえば、銀行などの金...
破産をすると、転居や旅行が制限されることがあります。 このデメリットについて解説していきます。 破産手続中は、転居・旅行の際に裁判所の許可が必要 破産法37条1項では、次のように定められています。 「破産者は、その申立てにより裁判所の許可を得なければ、その居住地を離れることができない。」 許可の対象となるのは、破産手続...
自己破産のデメリットの解説。 第6回の今回は、郵便物転送について解説していきます。 破産をすると、郵便物が管財人に転送される 破産法81条1項で、裁判所は、破産者宛ての郵便物を、破産管財人に対して配達するように嘱託できる、とされています。 法文上は、「できる」となっているので、転送されないようにしておくことも想定されま...
破産のデメリット。 第5回は、破産者名簿について解説していきます。 破産をすると、本籍地の市町村が管理している破産者名簿というものに登録されることがあります。 破産者名簿に登録される流れ 破産者名簿に登録されるのは、以下の流れが想定されていると思われます。 破産手続開始決定が確定する→裁判所書記官が本籍地に通知する→通...
破産のデメリット。 第4回目の今回は、官報公告について解説していきます。 破産をすると官報に名前と住所がのる 官報というのは、国が発行している新聞のようなものです(正確には機関紙)。 新聞というと、えっ!? そんなすごいものにのっちゃうの、と思うでしょうが、新聞ほどすごいものではありません。 コンビニなんかでは通常売...