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通院付添費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 通院付添費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~

 交通事故の被害者が通院する際、症状によっては一人で通院することが困難な場合があります。  そうすると、家族や近親者などに付き添ってもらって通院することになるでしょう。  こういった、付き添ってもらわざるを得なかった損害を、通院付添費といいます。 通院に付添いが必要な場合のみ認められる  単に付き添っただけでは通院付添費は認め...

入院付添費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 入院付添費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~

 交通事故の被害は時として重篤な症状をもたらします。  それによって入院せざるを得ないこともあるでしょう。  交通事故の被害者が入院した場合、家族は心配して駆けつけるでしょうが、場合によっては仕事を休んで付き添う方もいるでしょう。  それでは、このような付添費用に対して、何らかの補償はされるのでしょうか。 入院付添費は当然には...

個室での入院費は認められるか(特別室使用料)~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 個室での入院費は認められるか(特別室使用料)~交通事故の被害にあった方のために~

 交通事故の被害にあった方の中には、入院される方も多いです。  数百キログラム~数トンもの金属の塊が衝突してくるのです。重篤なケガをする方も多いです。  入院治療費は当然認められますが、それでは、個室、いわゆる特別室の使用まで認められるのでしょうか? 入院費は大部屋(相部屋)が原則  大部屋はプライバシー性が低いので、個室に移...

温泉治療費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 温泉治療費は認められるか~交通事故の被害にあった方のために~

 交通事故の被害にあい、むち打ち、頚椎捻挫(頸椎捻挫)、外傷性頭部症候群(外傷性頚部症候群)、腰椎捻挫などになられた方の中には、温泉療法を試みられる方がいます。  温泉療法は、温泉の成分に含まれる化学物質(二酸化炭素や硫黄など)が体内に作用することにより、症状の改善を促すものです。  とくに、医師による治療では、なかなか改善が...

治療費はいつまで支払われるか(症状固定後の治療費)~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 治療費はいつまで支払われるか(症状固定後の治療費)~交通事故の被害にあった方のために~

 交通事故の被害にあった場合、慰謝料や休業損害などの請求が考えられますが、それより何より、被害者としては、まずは治療費を支払ってもらいたいものです。  もちろん、治療費は請求可能です。  治療によって完治するケガの場合には、完治するまで支払われるのが通常でしょう。  しかしながら、交通事故によるケガは、時に深刻な被害をもたらし...

整骨院・接骨院での治療費(施術費)は、支払ってもらえるのか~交通事故の被害にあった方のために~

整骨院・接骨院での治療費(施術費)は、支払ってもらえるのか~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 整骨院・接骨院での治療費(施術費)は、支払ってもらえるのか~交通事故の被害にあった方のために~

 交通事故の被害にあい、ケガをすると、当然、病院に通うでしょう。  いくつか論点はありますが、病院での治療費は損害として認められるのが原則です。  つまりは、病院の治療費は加害者に請求できます。  しかし、むち打ち、頸椎捻挫(頚椎捻挫)、外傷性頸部症候群(外傷性頚部症候群)、腰椎捻挫のような傷病名をつけられた方の中には、整骨院...

後遺症(後遺障害)による損害の賠償~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~ はてなブックマーク数 - 後遺症(後遺障害)による損害の賠償~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~

 交通事故の被害にあってしまい、不幸にして、後遺症が残ってしまった場合に請求できるものについて解説していきます。  なお、後遺症の認定にについては、後遺症が残った場合~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~をご覧ください。  基本的にはケースバイケースですが、主に後遺障害慰謝料と逸失利益が請求可能になります。  細...

会議風景

後遺症が残った場合~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~ はてなブックマーク数 - 後遺症が残った場合~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~

 交通事故の被害にあった場合、後遺症が残ってしまうことがあります。  この場合には、残った後遺症の程度に応じて、慰謝料と逸失利益が請求可能になります。  ただ、慰謝料と逸失利益を請求するためには、その前提として、どういった後遺症が残ったのか認定してもらう必要があるでしょう。   後遺症の認定はどこが行うか  裁判になった場合は...

健康保険の使い方とメリット・デメリット~交通事故の被害にあった方のために~ はてなブックマーク数 - 健康保険の使い方とメリット・デメリット~交通事故の被害にあった方のために~

 前回、交通事故の被害にあった場合は、過失相殺が問題になることがありうること、その場合は、治療費も一部自己負担になること、そのため、治療費を安く抑えるために、健康保険を利用する方法があることを説明しました。 健康保険の利用方法  健康保険の利用方法といわれても、単に保険証を出すだけだろ、と思われる方も多いでしょう。  しかしな...

治療費の罠~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~ はてなブックマーク数 - 治療費の罠~交通事故の被害にあったとき、損をしないための基本~

 今回は、治療費に関して解説していきます。  交通事故の被害にあったとき、治療費は加害者の保険会社が支払ってくれることが多いでしょう。  病院で診察を受けるときに、健康保険証を提示することもないでしょう。  加害者の保険会社が全部払ってくれるから、なんの問題もないじゃん、と思われる方も多いでしょう。  しかし、ちょっと待ってく...

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